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Markdownifyは、さまざまなファイル形式やWebコンテンツをMarkdown形式に変換するモデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバーです。PDF、画像、オーディオファイル、Webページなどを、読みやすく共有しやすいMarkdownテキストに変換するツールセットを提供します。

MITTypeScript 1.7kzcaceres Last Updated: 2025-05-19

プロジェクト概要

Markdownify MCP Server は、Zach Caceres(GitHub:zcaceres)によって開発された Model Context Protocol (MCP) サーバーで、様々なファイルタイプやウェブコンテンツを Markdown 形式に変換することを目的としています。

  • 主な用途:AI エージェントやデスクトップツールに統一された Markdown 変換サービスを提供します。
  • サポート環境:TypeScript + Node.js をベースとし、Python ツールコンポーネントと連携して動作します。

主要機能 / 特徴

✅ 多様なファイル形式を Markdown に変換

タイプ サポートツール
ドキュメント PDF、DOCX、XLSX、PPTX を Markdown に変換
メディア 画像(メタデータ付き)、音声(書き起こしテキスト付き)
ウェブコンテンツ 通常のウェブページ、YouTube 動画、Bing 検索結果

完全なツールリストは以下の通りです(README より引用):

  • pdf-to-markdown
  • docx-to-markdown
  • xlsx-to-markdown
  • pptx-to-markdown
  • image-to-markdown
  • audio-to-markdown
  • webpage-to-markdown
  • youtube-to-markdown
  • bing-search-to-markdown
  • get-markdown-file:既存の .md または .markdown ファイルの検索を許可

🔧 環境設定と使用方法

  1. リポジトリをクローン
  2. 依存関係をインストール:pnpm install(uv/python 依存関係もインストールされます)
  3. ビルド:pnpm run build
  4. サービス起動:pnpm start

pnpm run dev で TS watch モードを起動し、src/server.ts または src/tools.ts を修正して動作をカスタマイズできます。 また、デスクトップクライアント(例:Cursor)に統合し、設定 JSON でこの MCP サービスを宣言することも可能です。

⚙️ オプション設定

  • 環境変数 MD_SHARE_DIR を使用して、Markdown ファイルの読み取りを許可するディレクトリを制限し、アクセス制御を強化できます ([github.com][1])。

まとめと提案

  • 利点

    • 豊富なファイルタイプをサポートし、機能が充実している
    • 統合が容易で、組み合わせてデプロイ可能
    • コミュニティが活発で、ドキュメントが詳細で、使いやすい
  • 欠点 / 注意事項

    • 現在、中程度のセキュリティリスクが存在するため、安全な隔離環境でのみ使用するか、正式な修正を待つことを推奨します
    • Windows のサポートはまだ強化が必要(プロジェクト作者は Windows PR のテストを手伝ってくれる人を求めています)
  • 適用シーン

    • AI アシスタント、自動化スクリプトで統一された Markdown 入出力を必要とする場合
    • コンテンツの取得、ドキュメントのアーカイブ、研究資料の整理などのシーン
    • 多様な形式から Markdown への変換サービスを迅速に統合したい Web またはデスクトッププロジェクト